【Hawthorne 1-10】

邦題「しあわせの処方箋」。シーズンファイナル。

ウィル・スミス嫁の演技を初めてこのドラマでマジマジと観た。
お医者さん主体のドラマは多くても、看護師のドラマは確かに少ない。
ジェイダ・ヴィンケット＝スミス扮する主役のクリスティーナ・ホーソンは、闘病の末に夫を亡くし、多感な年頃の娘を持つ看護師長。

面白くない・・・わけじゃない。
でも、何というか、詰め込みすぎな気がする。
たとえば、キャラクター設定。
あんまりにもいろんな人を掘り下げすぎじゃないかな。

それにクリスティーナは個室も与えられている管理職だから、当然看護師の仕事以外にも病院運営だとか会議だとか交渉だとかやたら多くて、
患者に接するのは当然少なくなる。
なのに、友達のホームレスや、これまた友達のガン患者らとばかりに時間が費やされているような。
あと、あんまりにもクリスティーナが暴走しすぎている感が否めない。
患者のためと言いながら、掟破りの連発なんだもの。
ファイナルはその最たる暴走だったと思う。
それと、懲りないバカ娘（としか思えん）。

私が好きだったのは、セクシーナースのキャンディ。
キャンディって名前からして、アレなんだけど、軍人さんには“サービス”をしてしまうという（笑）。
いつもピンクでリボンの付いたユニフォームで、でもよく見たら男顔だし、ひっじょーにさっぱりした気性であたしは好き。
そしたらファイナルでは従軍看護婦としてアフガンに出向くということになっちゃって、あらまー。
いつものゴージャスなブロンドを結い上げて、軍服もきりりと着こなしたキャンディ、あんたはえらい！

ついでのメモ
アメリカでのタイトルが「HawthoRNe」。
なんでRNかなあと調べたら
RN・・・registered nurse 　（米）大学で教育を受け試験に合格した正看護師
RGN・・・ registered general nurse （英）３年間の研修を終えた正看護師
だそうです。ふーん。
だからクリスティーナの場合は
Christina Hawthorne, RN
と表される。